私が53歳で脱サラし、専業アフィリエイターを目指そうと決心したとき、何が一番不安、怖かったと思いますか?

「アフィリエイトで生活できるかどうかじゃないの?」

まず、そう思いますよね。

でも、違うんです。そうじゃなかったんです。

 

◇脱サラして一番怖かったこと

私が一番不安に思い、怖かったこと。

それは、サラリーマンを辞めることでした。新しく始めるアフィリエイトへの不安より、30年間ずっとやってきたサラリーマンを辞めることが怖かったのです。

22歳で大学を卒業してすぐに就職し、以来53歳までほぼ30年間サラリーマン以外の仕事をしたことがありませんでした。

その30年間に住む場所が京都から大分に変わり、会社も一度だけ変わりました。転職はしましたが同業種、同一職種であり大した変化はありませんでした。

いわば30年間、ほぼ同じ価値観の世界に住んでいたのです。それがいきなりサラリーマンを辞めてしまったのです。私の人生の中でこんな大きな変化は未だかつてありませんでした。

30年のサラリーマン生活は決してぬるま湯ではなく、激務のために肝炎になって40日間入院したこともありました。深夜残業や休日出勤も多く、我が家はまるで母子家庭みたいでした。

でも、そこは私の慣れ親しんだ世界だったのです。

それがいざ、その慣れ親しんだ世界を離れてしまうと・・・。私はいいようのない不安、恐怖に襲われました。もしかしたら、その不安は会社という看板、後ろ盾を失う不安だったのかも知れません。

名刺の肩書が消えてしまった不安だったのかも知れません。やはりサラリーマンはどこかで自分の会社、肩書をよりどころに仕事をしているのだと思います。

 

◇人はサラリーマンを辞めても生きていける

さて、こんなふうに私は30年サラリーマンをやった後、脱サラして専業アフィリエイターを目指すことにしました。

あんなにサラリーマンに慣れ親しんだくせに、再びサラリーマンになろうとは思いませんでした。そこは我ながら不思議なのですが、サラリーマンの世界に飽きていた、もう十分だと思っていたのです。

それって、サラリーマンを辞めて不安や恐怖を感じたことと相反する、矛盾するようですが事実です。

その思いはアフィリエイトカレッジの主宰者である伊藤哲哉さんに会って話を聞いたとき、完全に決着しました。

東京で伊藤さんとお酒を飲みながら話している中で、

「私は人生で一度もサラリーマンになろうと思ったことがない。」

伊藤さんはそう言われました。

そんな人生観、職業観の人もいるんだと、改めて思いました。そりゃ当然です。世の中に仕事は星の数ほどあります。サラリーマンという形態で仕事をしている人はその一部に過ぎません。

私がサラリーマンを辞めたことに不安を感じる必要は全くないないのです。それより早く前を向いてアフィリエイトに全力集中することが何より大事だと決心しました。

もしもあなたが脱サラしてアフィリエイトを目指すなら、恐らく程度の差こそあれ私と同じようにサラリーマンを辞めることにまず不安を感じることでしょう。

その不安と正面から向き合い、どうしたらその不安が消えるのか。一度じっくり考えてみることをお奨めします。その不安を引きずったまま、ごまかしていては前に進めないからです。

新しい仕事がうまくいった時にサラリーマンを辞めた不安が消えるのではありません。

サラリーマンを辞めた不安が消えた時に新しい仕事がうまくいくのです。

私はそう思います。