サラリーマンには俗に「指示待ち族」と呼ばれるジャンルの人たちがいます。

何にしても指示を仰がないと自分で行動できない人たちのことです。むろん、いい意味で使われる表現ではなく、使えないサラリーマンの代名詞みたいな表現です。

そしてこの人たちは脱サラアフィリエイトには向いていません。というか、アフィリエイトに限らず個人事業主には向いていません。

もっとも、指示待ち族の人たちは自分たちのことをそうは思っていないので、この記事を読んでも何も感じないでしょう。

 

◇指示待ち族とは

私も30年間サラリーマンをやってきたので、ずいぶん指示待ち族を見てきました。一口に指示待ち族と言っても色んなタイプがあります。

問題が起きたとき絶対に自分の責任にならないよう、全て上司の指示、了解の元に動く人。あるいは自分ではあまり深く考えることをせず、何でもすぐに上司に聞いて行動する人。(このタイプはそもそも責任なんてことさえ考えてない)

指示待ち族の部下を持つと上司は苦労します。とにかく一から十まで全部指示しないと動かない。自分の頭で考えることをしないのですから。

では、こうした指示待ち族が脱サラしてアフィリエイトをやったらどうなるか?

これは世の中にまだまだはびこるインチキ商材、インチキアフィリエイト塾のかっこうのターゲットになります。何しろアフィリエイターになっても自分で方向性を決めたり戦略を立てたりすることが出来ません。

誰かに決めてもらわないと行動出来ない習慣が身についています。だからインチキ見え見えでも指示を出してくれる教材や塾に食いついてしまいます。

しかし、会社の上司や先輩なら指示を出した責任を取ってくれるしフォローもしてくれるでしょうが、インチキ塾はそうはいきません。

高額なお金だけ取られて結果が出ないのは全て本人の責任だと言われてお終いです。

 

◇指示待ち族が脱サラアフィリエイトをやるとどうなるか

今から1年ほど前に、ある脱サラアフィリエイターの方からメールを頂きました。ちっとも成果が出ないのだけど、どこが悪いのか自分のサイトを見て欲しいと言われました。

そこでその人のサイトを拝見したのですが、一目で稼げない理由が分かりました。

そのサイトはショッピングモールのサイトだったのです。いわばアマゾンやYAHOO!のショッピングサイトと同じコンセプトのサイトでした。

聞けばそのサイトを作るのに、ン十万円も払ったそうです。ショッピングモールサイトのひな型を販売している業者がいるんですね。

その業者の言う通りにアフィリエイトサイトを作ったけど、ちっとも報酬が出ないという訳です。

メールをくれたアフィリエイターさんが業者に相談すると、「品揃えが足りない」と言われたそうです。それでまたコツコツと商品を追加したそうです。

でも、私がひと目みて感じた問題点は品数ではありません。恐らくいくら品数を追加しても成果は出ないでしょう。

なぜなら、どこまでいってもアマゾンやHAYOO!には勝てないからです。

何かのジャンルに的を絞ったサイトで、すごいマニアックな商品を並べているとか、そんな特色があればまだ可能性があります。でも、どこでも買えるようなものをただ並べるだけのサイトなんて、稼げるはずがありません。

私ごときがひと目で分かるその問題点を、そのアフィリエイターさんは全く気付かずに1年間もやってきたのです。

そして、私がその問題点を指摘してもピンと来ないようす。「もう少しやってみます。」とお返事がきました。

これはもう、お気の毒としか言いようがありません。被害は更に拡大するばかりです。

恐らくこのアフィリエイターさんは最初の最初で間違っています。アフィリエイトとはいかなるものか、どうやったら稼げるのか、という最も大事なことを考えていません。

この方が脱サラする前にどんなサラリーマンだったのかは知りませんが、私がかってに想像するに指示待ち族だったのではないかと思います。

業者に言われるままに全く間違った方向でアフィリエイトをやっているのですから。

言われたことだけやって給料がもらえるサラリーマンはある意味気楽かも知れません。しかし、アフィリエイターは個人事業主であり、誰も指示なんてしてくれません。自分の頭で判断し、自分でリスクを背負う覚悟が必要です。

言われたことしかできない指示待ち族。アフィリエイトには絶対向いてません。