脱サラしてアフィリエイターをやっている人、これからやろうとしている人、そんな人たちのブログが多数あります。

それらのブログを読んでいると、

「サラリーマンは本当に安泰か?」

という問いかけが目立ちます。

 

◇サラリーマンは思ってるほど安泰ではない

私は53歳のとき、リストラで首同然の辞め方をしました。

でも、辞める直前まで自分の組織のリストラ案を作成中で、部下の誰を辞めさせるか、リストアップしていたのです。

まさか自分がすでにリストアップされていたとも知らずにです。

何ともこっけいです。

日本の企業はかつて終身雇用、年功序列社会でした。

でも、今時そんな企業はありません。

程度の差こそあれ、能力主義、成果主義であり、定年前に転職するサラリーマンも珍しくありません。

大企業で労働組合もしっかりした会社なら、よほど懲戒処分に相当するようなことでもやらない限り首になることはないかも知れません。

でも、減給、降格、配置換えなど、暗に退職を促すような処遇はふつうにあり得ます。

いつ何時、そうした予想外の事態に見舞われるか分かりません。

ましてや私が働いていた中小零細企業においては不条理な解雇、リストラはどこでもあり得る話です。

サラリーマンも色々であり、全てのサラリーマンがみな安泰という訳でもないのです。

もしもあなたが今、小さな会社に勤めていて、どうも経営状態が思わしくない、給料も賞与も下げ止まったまま、なんて状態なら危ないですね。

経営者は固定費である人件費を削って収支改善をやろうとするかも知れません。

その場合、最も効果的な削り方は人件費を多く払っている社員を切ることです。月給が20万円の社員を3人切るより、60万円の社員を1人切る方が現実的です。

若い、これか先の将来性のある社員を残し、すでに現場を離れ管理業務しかやらない(やれない)幹部社員は不要だと判断するかも知れません。

むろん、年齢に関係なく会社にとって必要な戦力、利益に貢献できる社員は首にはなりません。

でも、「必要な戦力」とか、「利益に貢献できる社員」というのは、あくまで人事評価の結果であり、誰がどう判断するかによって結果は大きく左右されます。

以前、『残る者の理論、去る者の理論』という記事で書いた通りです。

今やサラリーマンも思ったほど安泰とは言えない時代だと思います。

まぁ、あなたがこの記事を読んでいる時点で、あなたご自身、サラリーマンはそれほど安泰ではないと思っているのでしょうね。

だからこそ、脱サラアフィリエイトに興味を持ち、このサイトにきてくれたのでしょう。

その感覚は正しいと思います。

 

◇では、サラリーマンか、脱サラか?

もしも私がリストラされなかったら・・・

私はきっとアフィリエイトをやらずにそのまま定年までサラリーマン人生を送っていたと思います。

たぶん、給料は上がらず、職場も自分の希望とは程遠い場所に飛ばされていたことでしょう。

それでも首にならない限り、自分から辞めることはしなかったでしょう。

なぜか?

やはりサラリーマンを辞めることが怖いからです。脱サラして自分で稼ぐなんて想像もできなかったからです。

私はリストラという外圧によって、やむなく脱サラしたのです。自ら望んだわけではありません。

私が今思う最大の反省点は、

「会社を首になったらどうするか?」

という自らの危機管理に対して全く配慮しなかったことです。

部下のリストラ名簿を作る段階で、いつ自分がリストアップされる側に回ってもおかしくない、その時はどうするか?

それを真剣に考えておくべきでした。

私も全くそれを考えなかったわけではありません。

当時流行っていた「週末起業」なるものに関心を持ち、わざわざ九州から関西までセミナーに出かけたこともあります。

本や情報商材を購入して研究もしてみました。

でも、全然真剣度が足りていなかったと思います。単なる情報収集のための活動だったような気がします。

事実、それらの情報は実際に会社を辞めてから何の役にも立ちませんでした。

サラリーマンをやっているうちに、脱サラ計画を立てる。

これが大事です。

特に中高年で再就職が難しい年代のサラリーマンほど重要です。いつそれが現実になるか分からないからです。

アフィリエイトじゃなくてもいい、何か生活を支える道を考えておく。

それもかつての私のような単なる情報収集レベルではなく、もっと現実性のある準備が必要です。

その上で、サラリーマンを継続するにはどうすればいいか、首にならずに済むにはどうすればいいか、それを考えるのもアリです。

単に会社にすがってしがみつくだけではなく、いつ会社を辞めても他に道が用意出来ていれば、こんな心強いことはありません。

その余裕がいい仕事を生み、反って会社の中では重要なポジションを得ることが出来るかも知れません。

とにかく、サラリーマンは思ってるほど安泰な仕事ではなく、「会社を辞めたら?」というテーマを考えておくことは大事です。