今回は脱サラアフィリエイターの確定申告について書いてみたいと思います。

と言っても、「節税」の話ではありません。ましてや「脱税」の話でもありません。単なる「申告方法」の話です。

 

◇アフィリエイターの確定申告とは

私は2009年の11月に退社、そして12月からアフィリエイトを始めました。

それで実質初年度の2010年は当然のごとく確定申告の必要なしでした。収入はあっても所得はゼロ、マイナスだったからです。

ここで言う収入と所得の違い、お分かりですか?

●収入⇒自分の銀行口座に入ってくるお金。アフィリエイトの報酬。

●所得⇒収入から必要経費を差し引いた金額。

こんな定義ですね。

アフィリエイターの場合をもっと具体的に考えてみましょう。

●収入

・登録しているASPからのアフィリエイト報酬

 

 

●必要経費

・インターネット接続料

・レンタルサーバー、ドメイン使用料

・パソコン、プリンターなどの備品代

・プリンターのインク代、紙代

・電気などの光熱費

・書籍代

・情報収集のためのサンプル購入費

・セミナーなどの出張費(交通費・宿泊費含む)

私の場合はこんな感じです。

そして、あなたがまだ脱サラしてなくて、サラリーマンをしながら副業としてアフィリエイトをやっているなら20万円、専業なら38万円を超える所得が発生した場合に申告義務が発生します。

私の場合、2010年はアフィリエイトの収入はありましたが経費の方が断然多くて収支は赤字でした。アフィリエイトカレッジに在籍していたので毎月の授業料も払っていました。

2011年は1月にアフィリエイトカレッジを卒業し、本格的にまとまった金額のアフィリエイト報酬が発生しました。でも、正直納税のことはあまり頭になかったので白色申告でした。

あなたもご存知でしょう?税金を納めるには白色申告と青色申告の2通りの方法があります。申告の手間は白色の方が簡単ですが、しかし同じ稼ぎでも税金として払うお金は白色の方が多くなります。

青色申告の場合は特別控除として稼いだお金から65万円が控除されます。これはけっこうお得ですね。

それに白色申告の方が簡単とは言っても、2014年から白色申告も帳簿付けが義務化されました。私が白色申告した2011年は帳簿付けの必要がなかったので、すごい楽でした。

なので、現在では白色申告と青色申告の手間の差は小さくなっています。あなたが脱サラアフィリエイターを目指すなら絶対青色申告にしてください。

 

◇脱サラアフィリエイターは青色申告すべし!

さて、私は2012年から青色申告に切り替えたのですが、税務署に青色の届出を行ってしばらくすると1通のはがきが届きました。

それは、「青色申告セミナー(無料)」のお知らせでした。税務署からの案内でした。

何しろ無料のセミナーで、しかも青色申告に必要な帳簿作成、書類作成のソフトまでもらえるという、すごいお得なセミナーでした。

このセミナーは税務署の委託を受けて、「青色申告会」という一般社団法人が教えてくれました。帳簿作成ソフトも青色申告会のオリジナルソフトでした。

このセミナーは全4回ほどあって、青色申告の基礎知識から教えてくれます。全く何も知らない私でも大丈夫でした。

実際に日々発生するアフィリエイト報酬と必要経費をパソコンに入力し、それを2,3ヶ月分まとめてセミナーの時にチェックしてもらいます。

実際、青色申告会のソフトはよく出来ていて使いやすく、簿記の知識など全く不要でした。私は青色申告会のお陰で無事に2012年度の確定申告を青色で済ませることが出来ました。

むろん、青色申告会では節税の相談にも乗ってくれます。でも、アフィリエイトって基本自己完結であり仕入れも外注費もありません。(むろん、アフィリエイターによっては発生します。)

収入から必要経費で落とせるものって、ホントに限られているんですね。

だからがっぽり稼ぐアフィリエイターは法人化して節税対策をしているようです。色んな話を聞きますが、概ね月収で100万円以上、年収で1,500万円以上になると法人化を考えるアフィリエイターさんが多いみたいです。

残念ながら私の場合はまだまだ法人化は先の話ですね。

 

◇税務署と青色申告会の癒着?

さて、2012年は青色申告会の無料セミナーと無料ソフトのおかげで無事に青色申告が完了できました。そして翌2013年。当然ですが前年と同じように青色申告会のオリジナルソフトで帳簿作成をしようとしたら・・・。

何とソフトの更新が必要でありそれは有料でした。しかも青色申告会に入会しないと更新出来ない仕組みになっていました。

日本では税制は毎年必ず変更点が出てきて、それに合わせてソフトも更新するのだそうです。つまり、無料でもらったソフトはその年度にしか使えないのです。

結局私は青色申告会に入会し、ソフトの更新を行いました。なんだかんだでけっこうお金払いました。何といっても無料セミナーですっかりソフトに慣れていて、今更別のソフトを一から覚える気になれません。

しかし、これは考えてみると税務署と青色申告会がぐるになって、癒着してやってるサービスなのでは?そう疑いました。

税務署は青色申告者が増えて助かる。青色申告会は会員が増やせる。両者共にメリットが大きいはずです。

まぁ、私も1年間は無料で教えてもらって、ソフトもただもらった訳で、それなりにメリットがありました。

脱サラアフィリエイターを目指すあなたも税務署にセミナーの問い合わせをしてみて下さい。きっと全国で同じような仕組みのセミナーが開催されているはずです。

私の経験からは青色申告会、お奨めです。